December 06, 2006
1人あたりの富は日本が世界一 国連大学研究所の調査
asahi.com:1人あたりの富は日本が世界一 国連大学研究所の調査?-?国際
1人あたりの富は日本が世界一 国連大学研究所の調査
2006年12月06日12時04分
国連の研究機関が5日発表した「世界の個人の富の状況」調査で、為替レートで計算した1人あたりでは米国や欧州、産油国も上回って日本が世界で最も豊かな国となる結果が出た。また、世界の成人人口の1%が世界中の家計の「富」の約4割を所有し、世界の約半数を占める貧しい人々は「富」の1%しか所有していないという地球規模の格差の実態も浮き彫りになった。
調査は、国連大学直属の研究機関である国連大学世界開発経済研究所(ヘルシンキ)が初めて実施。00年時の各国政府や国際機構の統計をもとに、不動産や預貯金、株式などの個人の資産から借金などの負債を差し引いたものを「富」と定義した。国有資産となっていることが多い原油などの資源や大企業の資産は除外された。
それによると、世界中の家計の富を合計すると125兆ドル。1人あたり2万500ドルとなった。国別に見ると日本は1人あたりの富が18万1000ドル(約2000万円)でトップ。米国の14万4000ドルなどを上回った。
ただ、物価水準を考慮した購買力平価で計算すると、日本はスイスや米国、英国などを下回った。
日本の特徴について、調査は「90年代の不動産や株式の市況の低迷も反映し、預貯金など流動性の高い資産を強く好んでいる」と指摘している。
貧しい地域では、コンゴ(旧ザイール)が1人あたり180ドル、エチオピアは193ドルなどで、北米やヨーロッパ、日本などとの1000倍規模の激しい格差を示している。世界を10人の集団にたとえると、1人が99%の富を独占し、残りの1%を9人が分けている状態だという。
世界で最も資産の多い1%は、37%が米国に、27%が日本に住んでいた。
投稿者 KONDO : 04:08 PM | コメント (0)
アフリカを「ホットケナイ」 朝日新聞
投稿者 KONDO : 04:05 PM | コメント (0)
May 01, 2006
ダルフール支援に1870万ドル 日・AU首脳会談
asahi.com:ダルフール支援に1870万ドル 日・AU首脳会談?-?政治
ダルフール支援に1870万ドル 日・AU首脳会談
2006年05月01日21時10分
小泉首相は1日午前(日本時間同日午後)、アフリカ連合(AU)のコナレ委員長とアディスアベバのAU本部で会談した。首相はAUの地域紛争解決に向けた努力を評価。全体会合で日本側は、「世界最悪の人道危機」とされるスーダン・ダルフール地方での紛争解決支援のため1870万ドルの途上国援助(ODA)を実施することを伝えた。
うち1000万ドルは、200万人とされる避難民・難民のポリオ対策など医療関連で国連に供与。870万ドルは、AU傘下の停戦監視団による和平交渉や地下水開発の支援でAUに供与する。
委員長は、日本が冷戦終結後、アフリカ開発会議(TICAD)を通じてアフリカの自助努力を支えてきたことに感謝。日本の国連安保理常任理事国入りについて「すべてのアフリカの国々が支援している」と述べた。
首相は1日午後(日本時間同日夜)に政府専用機でエチオピアを出発、2カ国目の訪問国ガーナに向かった。