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TAAAの活動日誌 2002-2009年

更新2003年11月20日

TAAAが現地NGOと手を組んで国際協力機構(JICA)からの委託事業を始めます

事業名:南アフリカ共和国クワズールーナタール州ンドウェドウェ地域の学校におけるHIV/AIDSピア教育プロジェクト

国際協力機構(JICA)が「NGOとの連携」を目指して昨年から開始した「草の根技術協力事業」。TAAAがそのうちの「草の根協力支援型」委託事業に応募して7ヶ月。 いよいよ11月14日にJICAとの契約が正式に結ばれ、事業が開始しました。TAAAがJICAとパートナーを組むことによって委託金を得て、この事業を実現していくのです。

事業は、これまでTAAAが10年にわたり英語本を送り、支援を続けてきたダーバンのNGO「ELET」からの支援要請に応えるものです。南アフリカでは、HIV感染者が9人に1人といわれ、エイズにより親を亡くしたり、子ども達自身も感染の脅威にさらされています。

なかでも深刻な状況にあるクワズールーナタール州において、学校教育の中で、生徒から生徒へと伝えるHIV/AIDS予防教育を始めようという新しい試みです。ELETは、これから2年5ヶ月間、予防教育の教材開発や、ピア教師と呼ばれる先生役を務める生徒たちの研修をしながら、この活動が根付くよう、各学校を巡回しながらサポートしていきます。

南アでは今、英語や社会、理科、算数などの勉強と同じように、HIV/AIDSについての教育が必要となっています。今後、随時、皆さんにプロジェクトの内容をお知らせしていきたいと思います。 (TAAA 千葉愁子)

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